dinette wagashi

二十四節気の和菓子〜大雪 柚子餅〜

こんにちは。

127日は二十四節気の大雪です。

辺りはすっかり冬。

動物達も巣篭もりを始めます。

カリフォルニアの我が家の辺りも、

山々が白く雪を被り手前には椰子の木。

それはそれは美しいカリフォルニアの冬。

我が家の庭では、おそらく最後の柚子を

3つ取る事が出来たので、

柚子餅を作りました。

柚子の皮と果汁をたっぷり混ぜて

練り上げたので、モチモチ感と柚子の風味が良く

美味しい菓子になりました。

夫に試食だけだして、

サッサと冷凍して、お正月の菓子にしようと思います笑。

Cal Vegan和菓子/七十二候 金木犀

こんにちは。
今日のCal Vegan和菓子は金木犀。
気象の動きや草花の変化を知らせるのが
七十二候。
10月18日頃は七十二候の
蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)
きりぎりすとこおろぎは同じ、だったんですね。
戸口で秋の虫の音が聞こえる頃です。

日本でお散歩をしていると、あちこちから香る
金木犀の甘い香り。つい足を止めてしまいました。
地味な花ですが、強いフルーティーな香りは
南国のよう。
香りは数日から1週間程度と短いのです。
この香りが通学路にもあった事などを
思い出しながら歩きました。

さて、カリフォルニアの庭には何が咲いている
かしらと自宅について早速水撒き。
秋色紫陽花がまだ元気で、
先月摘んだ大輪のアナベルは、
今年も綺麗にドライになっていました。

金木犀を思い出して、
カリフォルニアのキッチンで和菓子をつくりました。


雲平は乾きやすく、直ぐに固まって来ます。
金木犀の花弁は4弁で、大抵の型が5弁なので
1つ取りながら手早く形つくることを
繰り返します。


特にカリフォルニアは乾燥しているので、
結構焦りました。
香りの印象って強いもので、
こうしていても香ってきそう。

重陽の節句 〜五節句の和菓子〜

こんにちは。

今日は五節句のひとつ、重陽の節句です。
五節句は1月7日以外は3月3日、5月5日、7月7日、9月9日と数が重なる日が多いのです。

菊は清める力があるとされ、袖に忍ばせた綿で菊の花に残った夜露を拭きとる。
それが 重陽の節句に着せ綿と言われる菓子を作る理由だそうです。

私は毎年着せ綿を作っていましたが、今年はコレ。花びらが斜めになっていますし、花びらの大きさやアクセントもイマイチです。

練り切りでこし餡を包餡しました。

ご馳走さまでしたー。

西瓜 〜ココの誕生日和菓子〜

こんにちは。
夏休みは北カリフォルニアのMt. Shasta
国立公園で過ごしています。
日頃、飛行機移動の多い私達には
大自然の中に浸る事が必要なんです。
毎日トレイルを歩いたり、湖でカヤックしたり、
温泉に入ったり、ヘトヘトになって過ごす事が
とても気持ちいいのです。

今日はココの17回目の誕生日。


西瓜が大好きだったっけ。
錦玉に練り切りの西瓜を浮かべました。
錦玉が濁るのは糖分が市販の透明なものより、
ずっと少ないからなんです。


おめでとう!
Missing you.

入道雲 立秋 〜二十四節気の和菓子〜

こんにちは。
8月8日は立秋でした。
連日猛暑が続く日本で、なかなか秋の気分には
なりませんね。
立秋らしい菓子をと思いましたが、
今年は入道雲になりました。


二十四節気の菓子を作っているとは言え、
その年に感じる事は違いがあるはずで、
そういう意味では感じるままもアリかも知れません。


盆踊り、花火、灯篭、風鈴、蝉の声、かき氷、西瓜、
向日葵、海水浴、麦わら帽子、甲子園…。
まだまだこの感じから離れられない残暑が続きます。
皆さまご自愛くださいませ。

梅酒とココナッツ羹 大暑〜二十四節気の和菓子〜

こんにちは。
7月23日は二十四節気の大暑です。
夏真っ盛り、一年で一番暑くなる頃。
カリフォルニアのこの日もとても暑い日でした。
その日初ワンオクライブに行きました。
良い気分で帰って来たら発熱泣。
東京も長い梅雨が明け、一ヶ月遅れて昨日梅雨明けになりましたね。
体調イマイチで、外になるべく出ないようにしています。
今週は書き物に専念します。

さて、こちらの菓子は意匠のまま、
去年漬けた梅酒とココナッツで二層の寒天です。
梅の実と、赤紫蘇ジュースを作った時の赤紫蘇も
浮かせています。
ココナッツの白濁がアクセントになって、
見た目も涼しい菓子です。
まさに暑さ真っ盛りのこの時期に
つるりん系は嬉しいですよね。

そして今日は息子の誕生日。
生まれる前々日に、ベランダから花火大会を
お腹の中で楽しんだ子です。
あの日も暑かったなぁ。
出産後、夜中病院の空調が切れて、
暑くて気分が悪くなりナースコールをしたけど、
なかなか来てくれず、
困った事を思い出しました。
お酒は一切飲まない彼ですが、
この菓子なら食べてくれるといいなぁ。
お誕生日のこの日からの一年の幸せを願います。

カシュー汁粉

春のような暖かい日差しがあると思うと、
一変して真冬に戻ったような寒い風に肩をすくめるような春先の東京。
花粉も飛びに飛んでいるみたいです。

先日梅を見に母を誘って湯島天満宮に行きました。
学業の神様で有名です。
まさにタイムリーで、たくさんの絵馬が下がっていました。
梅も見頃で可愛い花をたくさん楽しめました。
さて、今日はちょうど寒さが戻ったような、
曇りの一日でした。
温まりたくてお汁粉を作ってみました。

カシューナッツとアーモンドミルクをフードプロセッサーで滑らかに撹拌して、温めて玄米シロップか羅漢果糖で甘味をつけてください。
白玉と餡子、最後にシナモンをパラリね。
お試しください〜。

うぐいす餅〜雨水 二十四節気の和菓子〜

本日、二月十九日は二十四節気の二番目の雨水(うすい)です。この日を境に雪から雨に変わり、厳しかった冬から
梅がほころぶ春へと向かいます。
今日は正に雨が降る予報です。
私は春産まれなので、日本の冬から春へのこの時期は何となくワクワクするのです。
カリフォルニアでも梨の花が満開でした。
さて、雨水に因んだ和菓子、うぐいす餅のご紹介です。
春告げ鳥はうぐいすの別名。
うっすらと黄緑色のうぐいすを表した春の菓子。
うぐいす餅はうぐいすきな粉をたっぷりまぶして
いただきたいですね。

先週、ぶらり名古屋へ行ってきました。
目的は手羽先を食べに、です笑。
二つの大手チェーンの手羽先、きしめん、ひつまぶし、東京に帰った夜は駅で買って来た味噌煮込みうどんを楽しみ、名古屋に浸った週末でした。
実は私、ひつまぶしを人生で初めていただきました。東京出身の私にはご縁がなかなか有りませんでした。夫と二人で、何故今まで出逢わなかったのだろうと後悔と感動したぶらり名古屋の旅でした。
次はどこ行こう〜。

啓蟄のお菓子と誕生日〜dinette 暦〜

3週間の日本への帰国から
カリフォルニアに戻りました。
夜8時ころが1番時差ぼけが厳しいです。

私事ですが、昨日お誕生日を迎えました。
皆さまからのお祝いのメッセージ
ありがとうございます!
私の誕生日は二十四節気の
啓蟄(けいちつ)という日なので、
若い頃からこの名前には馴染みが有りました。
啓蟄とは冬の間土の中で眠っていた
虫、動物、植物が春の気配を
いち早く感じてむくむくと這い出し、
芽を吹いたりと目覚める時期の事です。
私も目覚めた生き物の如く
今年自分がしたい事、やるべき事を整理し
確認して過ごしました。

 

啓蟄、二十四節気の暦菓子は
雪の中から芽を出した蕗の薹。
道明寺寒天を崩して雪に見立て、
氷餅を散らしたのに殆ど見えていません(><)
練り切りの蕗の薹をのせました。
日本はこれから山菜も美味しくなりますね!
また日本に帰りたくなりました♪

戌年のお菓子〜dinette wagashi〜

こんにちは。
1月7日、七草粥の日ですね。
古くから疾病を祓う意味で食されたと聞いています。
現代は冬場にも新鮮なお野菜が手に入りますから、栄養素の補足というよりは、疲れた胃を休めるという意味合いが深いのでしょうね。
そして、日本は成人の日だそうですね。
お天気が悪いようで気の毒ですが、それでも今日という1日は成人された方々にとって想い出深い日。おめでとうございます♡

 

 

って、今日アップしますのは、戌年のお菓子です。
前回お雑煮に使った型抜きでの和菓子。
賞味期限ギリの羊羹を見つけてリメイクしてみました。

今日から暫くドッグシッターです。
あー、やっぱドッグラブ♡